Review
■ 私の楽園〜Welcome to The Darkness〜
両親が死に、街にひっこすために街道を行く主人公は、旅の途中に近道をするため樹木が生い茂る森を突っ切ろうと足を踏み入れる。
しかしそこは魔物が跋扈する異界に繋がる森だった。
「食わせろ」と襲ってくる狼男に対し、生き延びるために主人公は交換条件をつける。
『森に居る間、守ってくれるなら食べてもいい』―――…。
はたして主人公は自分を狙う魔物だらけの森から脱出できるのか。
それとも別の道を辿るのだろうか。
======== 感想 ==========
短篇の乙女ゲーム。1プレイは1時間程。
随分前にクリアしていたのに書くのが遅くなりました。(汗)
上の冒頭部分だけでもわかるように、おどろおどろしい雰囲気ではなく、軽快なノリでストーリーが進んでいきます。攻略できるキャラは4人と多くもなく少なくもなく、という人数ですが、全員キャラが立っているというか、サブキャラも含めてちゃんと個性が確立されている作品。
執事とメイドはサブキャラという位置ですが、固定エンドがあってもいいのに!と思えるほどです。特にメイドさん。
攻略については、相手に会いにいって選択肢を間違わなければエンディングを迎えられるので、夜にちょっとプレイするというのにも向いているゲームかも。
スチルは1キャラ3枚ずつ(イベント絵、クライマックス、エンディングスチル)。
ちなみに、私的に狼男と主人公の「食わせろ」「まだダメ」というかけあいが面白かったです。(笑)
私的にゼノンさんの怪しげな雰囲気にはまってしまい、早速EDを迎えました。
一番意外なEDはバベルくんでしょうか。
スチルや立ち絵は2人のイラストレーターを起用していてキャラによってタッチが全く違うのですが、それに違和感を感じない人になら、楽しめると思います。
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◆作者: ROUTENOVA 様
◆HP: √(ROUTE)NOVA
[URL] http://cute.cd/nova/
◆制作ツール: 吉里吉里2/KAG3
◆傾向: ファンタジーADV・乙女向・恋愛要素有・人外
update:2004/10/03(Sun) 13:46
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