Review
■ 夢幻-Black Tears-
両親の留守の間、叔母の家に間借りすることになった主人公「佐倉 祭」。
図書委員でもある彼女は、旧校舎に学ランを着た少年の幽霊が出る』という噂のある取り壊し間近の旧校舎から図書を運びだす、という仕事をすることになる。しかし他の図書委員たちは、その幽霊を目撃したために怯え、誰も手伝ってくれない状態。
クラスメートや後輩に手伝ってもらいながら図書を運び出していく主人公だったが…
======== 感想 ==========
声ありの乙女ゲーム。主人公の名前変更機能はなし。
ボイスなしの体験版では最初の3日間ほどをプレイできます。
また、ルートは2キャラ分しかありませんので注意。
システムはオーソドックスな選択肢分岐でのADVとなっています。
メッセージウィンドウや目パチ有の顔グラフィックなど細かな部分が作り込まれていて、全体的に丁寧に作られた感があります。
その分、どうしても背景→ウィンドウ枠→キャラと表示されるシーン変更毎のタイムラグが大きくなっていますが、ストレスに感じるほどではなかったです。
ストーリーについては、まだまだ序盤しかプレイできないので細かな部分は解りませんが、体験版でプレイできる2キャラについては、それぞれ大きな悩みや苦しみや謎を抱えているらしく、そういったものからの解放をメインストーリーにしているのかも。
逆に幽霊少年については御札や鳥居など、幻想的なキーワードが出てきてます。
封印でもされているのか、主人公と少年とは何かかかわりがあるのか…などなど、気になりました。
その他、私的に叔母の娘と名乗っている女性にも秘密があるんじゃなかろうか…とか思ったりも。こちらは外れている可能性のほうが高いのですが、色々疑ってかかってしまうのが習い性になってます。(汗)
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◆作者: Project D様
◆HP: Project D
[URL] http://digitalkobo.jp/~purin/
◆制作ツール: 吉里吉里2/KAG3
◆傾向: 乙女向・恋愛要素有・ボイス有(完成版)
update:2004/10/07(Thu) 13:00
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